いすゞ
日本で最古の自動車メーカーの「いすゞ自動車株式会社(通称「いすゞ」)」は、1916年創業。元々は国策による国内自動車製造の振興のため、鉄道省の協力の下で(株)東京石川島造船所と(株)東京瓦斯電気工業、ダット自動車製造の3社により共同自動車製造が企画されたことから始まりました。国内で初めて自動車にディーゼルエンジンを搭載した製造会社であり、現在では自動車開発に留まらず、船舶や産業用ディーゼルエンジンの製造も得意とする企業として知られています。
いすゞの社名の由来は伊勢神宮(三重県)の境内に沿って流れる「五十鈴川(いすずがわ)」。1933年に製造された大型の商工省標準形式自動車に翌年「いすゞ」と名付け、後の1949年には社名を現在の「いすゞ自動車株式会社」と改名しました。
太平洋戦争直前から戦後にわたり、いすゞは主に大型トラックの製造分野で日本国内の中心として開発を率いて戦後の復旧を支えていました。1949年には香港に初の海外進出。年々の燃費向上や安全面、耐久性の高さなど、その信頼性が国内外ともにいすゞの評価を高くし、現在ではアジアやヨーロッパ、中東など世界110ヶ国以上の諸国でいすゞの自動車が利用されています。
ディーゼルエンジン搭載のいすゞの商用車は車種も幅広く、トラックは小型の「エルフ」から大型の「ギガ」、バスシリーズも小型から大型まで利用状況に応じて広く普及されています。特に「エルフ」はディーゼルエンジンが始めて搭載された小型トラックであり、アフリカや北米、香港では小型トラック市場でシェア1位を獲得。トラックファイブで最も買取台数が多い人気のトラックです。
またバスシリーズには観光用バス「エルガ」、路線バス「ガーラ」、マイクロバス「ジャーニー」があり、小型バスの「ジャーニー」はオプションによって介護福祉用や幼稚園での送迎バス、医療機関車輌、広報車など幅広い利用が可能です。
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