よくある質問
ブームが下を向く高所作業車を見かけましたが、あれは何でしょうか?
高所作業車ではなく、橋梁点検車と言う別物のトラックとなります。
橋梁作業車は外観はトラックの荷台にブームと人が乗るためのバケットが取り付けられており、ぱっと見の見た目は高所作業車に似ていますが、
名前の通り高いところでの作業をするためにブームが上を向いて伸び縮みしますが、お客様がご覧になったような橋梁作業車はブームが下を向くようになっています。
これは橋の下や支柱など、トラックが走る道路よりも低い位置での作業が中心となります。勿論、橋の下の作業は高所作業車でも行える場面もありますが、例えば、高所作業車のブームでも届かないほど高い橋や橋の下が河や整備されていないようなトラックが侵入できない場所であれば高所作業車では作業が出来ません。そのような場面で橋梁作業車が必要となってくるのです。
橋梁作業車のバケットは高所作業車と比べて非常に大きく、バケット側にも操作パネルがあるので自由度の高い操作が可能です。
用途が限られるためか製造しているメーカーも限られていますが、タダノやアイチなどの大手の上物メーカーが現在も製造している事もあって入手にはそれほど苦労しないでしょう。
その他ブームが非常に長く、バケットを橋の奥まで差し込むことのできるタイプは特に需要が高く、売却の際には高額買取が見込めます。