よくある質問
トラックの横に付いている黄色いランプは何ですか?
マーカーランプと言って自分の車の大きさを把握するために付けられます。
夜に走っているトラックを見ると、黄色いランプがところどころに取り付けられているところを見たこともあるでしょう。
マーカーランプ、又は側方灯とも呼び、
夜運転している際にバックする時などに自分の車がどれだけの大きさなのかを把握する目的や、他の車に衝突されない為に付けられます。
特別取り付けが義務化されているわけではありませんが、夜間では自分の車の大きさを把握し辛い事もあってこのマーカーランプを目印にするドライバーの方も多いようです。
取り付けそのものは義務にはなっていませんが、取り付け位置などは保安基準によって以下のように細かく決められています。
取付位置
高さ方向
【照明部または反射部の上縁の高さ】
側方灯 :1.50m以下
側方反射器:1.50m以下
【照明部または反射部の下縁の高さ】
側方灯 :0.25m以上
側方反射器:0.25m以上
長さ方向
・全長6m超の自動車のなか3分の1に少なくとも1つ
・最前部に取り付けられるものは後端から3m以内
・最後尾に取り付けられるものは1m以内
・隣接するものの距離は3m以内
視認範囲
・上方:10°
・下方:10°
・前方:45°
・後方:45°
色
橙色
(最後尾の側方灯は、尾灯・後部霧灯と構造上一体になっているもの、または兼用のものは赤色でもよい。但し、赤色の側方灯は前方を照射してはならない。)
本来の意味合いは上記のように夜間での自車両の大きさ把握や、他車からの視認性の強化ですが、
デコトラ等に取り付けられる電飾もマーカーランプと呼ぶ事もあります。が、あちらはトラックの個性を出すために取り付けられる目的である事が殆どであり、運転するうえでの意味は特にない場合が多いです。