よくある質問
トラックの形状にはどのようなものがありますか?
トラックの形状は、シャシーに載せるボディの形状によって大きく4種類に分けることができます。
●平ボディ
ボディが平型である為、様々な荷物を運ぶことができ、万能タイプのトラックといえます。
現在の各種トラックの中では最も多く稼働しているタイプです。
当初は人の力で荷物の積み降ろしを行っていましたが、最近では簡易型のクレーンや、テールゲートリフター等の補助装置を取り付けて、機械の力を使って積み降ろしをするタイプも増えています。
●バンボディ
荷室が密閉された箱型になっています。その為、平ボディと比較して、荷物の保護や盗難防止が容易となります。
荷室の外側の板に文字やイラストを描き、動く看板として利用することも可能なタイプです。
バン型車の中にもさらに種類があります。
・ドライバン:温度管理の機能が付いていないタイプです。
・保冷バン:外気温を遮断している為、荷物の温度上昇を防げます。※時間の経過によって温度は少しずつ上昇してしまう。
・冷凍バン:冷凍装置が取り付けられているタイプです。
●ウイングボディ
バンボディの両側が開いて、荷物の積み降ろしがしやすいようにしたタイプです。ボディの両側が開いた時に、鳥が翼を広げたような形をイメージさせるので、このような名前がついています。
●ダンプ
主に土砂や砂利等を工事現場等に運びます。
荷台の前部が持ち上がり、荷台に傾斜をつけられるようになっています。
工事現場は狭い事が多い為、ホイールベースを短くし、動きやすくした車両が使用されています。