よくある質問
トラックのキャビンの上(屋根)に取り付けられているエアロパーツの一種で、車の空気抵抗を減らす事が目的となります。
空気抵抗が低減される事の最大のメリットは車の燃費が最大で10%近くも向上する事が挙げられます。また、空気の流れが良くなる事によって高速道路上での高速走行時のふらつきが改善される事もあります。
主にキャビンよりも高い上物が載っているトラック、具体的にはバンやウィング車などの箱車に装備される事が多く、メーカーや車種によっては専用に設計されたオプションパーツが装備されている事も多いです。
こうしたトラックに装備される理由として、キャビンよりも上物のほうが大きいと、その差分の空気抵抗が発生し、ウィング車などのバン型の上物は進行方向に対してフラットである事が多く、特に空気抵抗が大きい傾向にあります。
空気の流れが悪いと当然走りにも影響が表れ、前に進むためにより大きなエンジンのパワーが必要で燃費も悪くなります。
この空気の流れを良くして車が走りやすくする効果を見込んでこの導風板を取り付ける事が多いのです。
また、取り付けによって流動的な外見になるため、ドレスアップの効果もあり、スポーツカーのようにトラックを装飾する事が出来ます。
一般的に導風板には以下の通りの種類があります。
・固定型
既に角度や形状が決められたタイプで、もっとも多く利用されています。
純正品が多いのもこのタイプで、そういったタイプは車種別に専用に設計されている場合が多いです。
・可変タイプ
角度をある程度調節する事が出来るタイプで、導風板の効果を調節する事が出来ます。
・ボードタイプ
固定型導風板の前部を切り取ったようなボードを鉄パイプなどで立てる簡易的なタイプで、この3種類の中で最も安価となっています。
車の外観や性能に関わるパーツとなるため、装着車両と非装着車両とで値段が異なる場合も多いです。
一般的には導風板が装着されている車のほうが人気が高い傾向があり、買取金額の上乗せが期待できるパーツです。
装着車両をお持ちの方は是非一度ご相談ください。