よくある質問
以下の食べ物はアルコールが含まれますのでご注意ください。少量であれば酒気帯びと判断されることはあまりありませんが、一度の摂取量・体質・体調などによって罰則対象になる可能性はあります。
(食物内アルコール度数)
・酒粕(さけかす)→約8%
・奈良漬け→約5%
・ウイスキーボンボン→約3.5%
・ノンアルコール飲料→1%未満
・栄養ドリンク→約0.9%
上記中、粕汁や甘酒に利用される「酒粕」はアルコール度数が高く、過去に粕汁を2杯飲んだだけで検問に引っかかってしまったという方の事例もあることから特 に注意が必要です。甘酒は本来アルコール成分を含まない米麹を使用して作られますが、製造元によっては生姜や甘味料とともに酒粕を材料に製造することがあるそうです。甘酒はお酒ではないと思って運転中や前後に飲む方もいらっしゃると思いますが、成分によっては検問で驚愕することになる恐れがありますのでご 注意ください。失敗をしないために、成分をしっかり確認することが大切です。
また栄養ドリンクや缶コーヒーにも少量のアルコールが含まれているため、多量摂取は危険と考えましょう。特に長距離トラック運転手の方がコンビニ等で該当のドリンクを購入されることがよくありますが、節度を持った飲み方をしなければ逆に健康や生活に害をもたらすことになりかねません。1日に、栄養ドリンクは1本、缶コーヒーは多くても数本程度にし ましょう。
違反行為とみなされてしまった場合、以下のような罰則を受けます。
・酒酔い運転=警察官独自の判断で決定
→ 違反点数35点 + 5年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金
・酒気帯び運転=呼気中アルコール度数0.25mg以上
→ 違反点数25点 + 3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
・酒気帯び運転=呼気中アルコール度数0.15mg~0.25mg未満
→ 違反点数13点 + 3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
上記のような罰則は免許停止の基準を超えてしまいますので、トラックドライバーの皆さまが一度酒気帯び運転もしくは酒酔い運転と判断されれば業務が出来なくなってしまう恐れがあります。