よくある質問
軽トラックの荷台に人が乗ることは法律上問題ないのか?
田舎で、軽トラックの荷台に人が乗っている風景を見かけた事が有る人も多いと思います。
時には子どもや犬などが荷台に乗っている様子を見かけた事がある人もいるのでは無いのでしょうか?では、トラックの荷台に人が乗って公道を運転しても、法律的に問題ないのでしょうか?
基本的には道路交通法で定められた乗車員数を越えて車に乗ったり、荷台に人が乗ったりすることは認められておりません。しかし、例外があります。一つは、トラックの荷台に荷物を積んでおり監督者として荷台に人が乗車する場合です。この場合でも、荷物を降ろした後は、荷台に荷物が無くなり監督する必要が無くなりるので荷台に乗っていた人は下りなくてはなりません。もう一つの例外は荷台乗車許可申請を行い受理された場合です。荷台乗車許可申請書は警視庁のホームページからダウンロードする事が出来ます。この申請がされる例としては、祭りの準備や選挙などの時です。このように特別な理由が無い場合は受理される事はほぼ無いと思われます。
一方、犬が荷台に乗る事は法律上問題ありません。なぜなら犬は荷台に乗っている場合、積載物とみなされるからです。
いずれにしても、荷台に人が乗る場合には、シートベルトも無く座席に乗車するのとは異なり、不安定な状態で乗車する事が多いと思われますので安全にはいつもに増して注意する事が必要です。