よくある質問
タイヤの周りに短冊状のゴムか布のような帯が特に大型になるほど付いてるのを見かける事が多いですね。
正確な名前は不明ですが、走行中にタイヤを綺麗に磨くための物なのです。
当然ながら走行中にはタイヤが回りますが、その回る力とゴムが摺り合って自動的にタイヤが磨けるようになるというものとなっています。
いい加減な物に見えますが、結構効果はあるようで、これが付いているトラックのタイヤほど艶が出ている事が多いです。
タイヤは走っていると白っぽくなったり、土や砂などの汚れが付いて汚くなるものですが、そうした汚れをタイヤが回るエネルギーではたき落してくれるのがこの帯なのです。
タイヤが綺麗だと多少のボディの汚れは気にならない事が多く、特にダンプカーや大型トラックのようにタイヤが大きければ大きいほどその傾向は顕著です。
逆にいえばボディが綺麗でもタイヤが汚いと全体が汚く見えてしまうとも言えますね。
数年前まではメーカーが純正の部品として売り出していた事もあったようで、専用設計された物もあったようです。
お金を出してまで買うものではないと判断されたのか現在特定の車種専用の純正品として売られているのは見ませんが、社外品として売られている事は多く、
最近ではドライバーが自作した物を取り付ける事が多いようで、使用済みの平ゴムやタイヤチューブの切れ端、結び目を付けたロープを付けるなど様々な方法が考案されています。
これだけでタイヤ限定の洗車の効果がみられるため、トラックのタイヤを洗うのが面倒だと思ったら付けてみるのも良いかもしれません。
しかし、トラックファイブを始め、多くの買取業者はタイヤはもちろん、ボディやホイールなどの傷や汚れを査定評価として考慮する事が多いです。
売却の直前は買取金額のアップのためにも面倒くさがらずにしっかり車体全体を洗車をするとよいでしょう。