よくある質問
オイルランプが点灯した時の適切な対処法を教えてください
オイルランプが点灯した場合、一度停められる場所に停めて点検することが必要です。
オイルランプが点灯した場合、以下の状況が想定されます。
・オイル漏れ
・オイル量の極端な減少
・オイルポンプの故障
オイルランプは「油圧が上がらない」という状況下で点灯します。特にオイル量が少なく、オイルポンプでオイルを吸い上げられなくなることで点灯するケースが多く、その場合はオイルを足すことでオイルランプの点灯を消すことが出来ます。しかし、点灯しただけではオイルが少ないだけかどうかは判断できず、場合によっては非常に危険な故障を起こしている恐れがありますので、余裕は持たず、直ちに確認作業を行いましょう。
対処法として、まずは以下の方法でオイル量の確認を行います。
①ランプの点灯を確認する
②運転中のトラックなど自動車を安全にとめられる平坦な場所に移動させ、エンジンを停止する
③座席から出、ボンネットを開けてエンジンルーム内のオイルレベルゲージ(主にオレンジ色)の場所を確認する
④エンジンを停止させてから1分以上待ち、オイルレベルゲージを少しだけ引く
⑤オイルレベルゲージの先端をペーパーやクロス等で抑え、エンジンルームにオイルが垂れることを防ぎながら全て抜きとる
⑥オイルレベルゲージを完全に奥まで差し込む
⑦再度オイルゲージを抜きとり、先端のオイルがE~Fの間にあるかどうか確認する
以上の過程を経てオイル量を確認し、E~Fの間に無い場合はオイル量が足りないことが考えられます。その場合はオイルを継ぎ足しましょう。そして万が一オイル量が正常にE~Fの間にあった場合は、故障の恐れがあるため整備工場や車屋に相談しましょう。